ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Databaseアーキテクチャ概要
リリース6.0
B25763-01
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

TimesTenのアップグレード

TimesTenでは、次の3種類のアップグレードを実行できます。

インプレース・アップグレード

インプレース・アップグレードは、通常TimesTenの新しいパッチ・リリース(またはドット・リリース)に移行するために使用します。

インプレース・アップグレードは、既存のデータ・ストアを破棄せずに実行できます。ただし、まずすべてのアプリケーションをデータ・ストアから切断し、データ・ストアを共有メモリーからアンロードしておく必要があります。TimesTenの以前のリリースをアンインストールしてから、新しいリリースをインストールした後、アプリケーションはデータ・ストアに再接続して、処理を再開できます。

オフライン・アップグレード

オフライン・アップグレードでは、ttMigrateユーティリティを使用して、データ・ストアを外部ファイルにエクスポートし、必要な変更を加えたデータ・ストアをリストアします。

オフライン・アップグレードは、次の目的で使用します。

オンライン・アップグレード

TimesTenレプリケーションによって、オンライン・アップグレードが使用可能となります。この場合、ユーザーが使用できるようにデータ・ストアとそのアプリケーションを動作させた状態で、ttMigrateおよびttRepAdminユーティリティによって、アップグレードをオンラインで実行できます。オンライン・アップグレードは、データ・ストアの連続的な可用性が不可欠なアプリケーションに有効です。

オンライン・アップグレードは、次の目的で使用します。